街に住むか、山に住むか Part2.
2006-11-10 17:00:00
「せっかく北海道に家を建てるのだから、住宅地ではなく、大地に建てたい」
これは、北海道生まれの旦那さんの主張です。旦那さんは、北海道の別海町で生まれ育ち、高校からは札幌に出て、大学卒業後に別海町に戻ってきた、生まれも育ちも北海道民な青年です。ですから、もう大地なんて見慣れているはずなのに、彼はこの主張を取り下げません。
一方の私は、名古屋で生まれ育ち、高校からは少しだけ海外、大学を札幌、新卒で勤めた会社は長野県飯田市、出版業界へ転職してからは東京にて生活をしています。まあ、転々としていますね…。言い訳をすると、目的があって移動したのであって、土地はどこでもいいのです。嫁入り先も、大学時代に知り合った現・旦那さんの就職先が、たまたま別海町であっただけで、ジャワ島だろうと、ロシアだろうと、どこへでもこだわりなく嫁いで行ったと思います。たぶん。
でもまあ、嫁ぎ先は北海道の別海町。実は、小さい頃から田舎への憧れが強かった私にとって、これは願ってもないことなのです。そして、道東は北欧のような寒冷地。中学の頃、「将来はフィンランドに住む」という不思議な発言をしていた私にとって、偶然とは言え、近いようなかたちで夢が叶うこととなりました。
話が大分逸れましたが、そんな田舎好きな私が、彼の主張に反論し「街」を押す理由。それは、闇が恐いからです。
理由の詳細はまた次号…。
Category : 計画街に住むか、山に住むか Part1.
2006-11-06 17:00:00
「家を建てる」ことが決まったら、次は土地選びです。とは言っても、ここでの選択は、どの番地に建てるかではなく、「山にするか」「街にするか」という大枠での選択です。
“酪農王国・別海町”とは言え、なにも町内すべてに牛が放牧されているわけではなく、別海町にも多くの住宅が集まる、俗に言う「街」と言われる地域があります。そこには、スーパーやコンビニはもちろん、レンタルビデオ店に本屋、渋谷系音楽を豊富に揃えるナゾのレコード店やパチンコ屋まであり、生活していく上で必要なものは揃っています。
そして、街の周辺には牧草地が広がっており、ここが「山」と称されている地域です。しかし、「山」とは言っても、生えている木の本数が増えるだけで、本州の山のように勾配があるわけではありません。周辺には住宅地がなく、見渡す限りの平野が広がっている、よくある北海道のイメージ写真の風景ですね。こんな風景に行くまでの距離は、街から車で15分ほど。少し走れば、ほとんど家がなくなってしまうのです。
旦那さんは、このような風景のところに家を建てたいと主張しており、それにより今、夫婦間で小競り合いが起きています。ちなみに、私は「街」を押しているのです。
それぞれの主張はまた次号…。
家を建てることは贅沢ではない(田舎に)
2006-11-01 17:00:00
結婚にあたり、家を建てることになりました。
場所は北方領土が海岸から見える北東端の土地、別海町。
平たく言うと、人より牛の方が多い、香川県サイズの町です。
友人知人に、「家を建てることになったわー」と告げると、
往々にして「金持ちやんけ」と返されますが、それは間違い。
旦那は質素な公務員ですし、私には貯金がほとんど無い。
都会で月々10万以上の家賃を払っていける、あなたの方がお金持ちです。
ではなぜ、私たちが「家を建てる」という選択をしたかと言うと、
人生を通して見た場合、早々に家を建てた方が割安だからです。
極端に言うと、土地代が格安なので、残るは建設費のみ。
月々数万円のアパート代を払い続けていくよりも、
その家賃を家のローンに当ててしまった方が、明らかに「お得」です。
背中を押してくれたのは、「結婚準備資金」の存在。
後々、詳しくご報告していきますが、
私の地元・名古屋は「どえらい派手な結婚式」でお馴染みの土地。
さすがに、屋根から餅を捲くショーは廃れつつありますが、
それでも結婚にかける費用は他県よりも割高で、
我が家にも「結婚準備資金」なるものがしっかりと存在していました。
そして、父親からの「これを家の建設費の頭金にしろ」とのありがたい後押しがあり、
かくして私たちは「家を建てる」こととなったのです。

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