雪が見たい

2007-03-05 17:00:00

お正月以来、別海には帰っておらず東京で過ごしています。そういうわけで、前年と同じようにややひきこもり生活のなかで、季節は春になっていました。在宅ワーカーなうえに、あまり外出しない性格なこともあり。

 

そしてこんな生活のなかで、恋しくなるのは冬の寒さです。

もとい、寒さというより冷たさでしょうか。恋しくなっている感覚は。

北海道の冬は、寒いというより、毛穴までキューッとひきしまるほどの冷たさを感じます。その感覚がなんだか恋しいのですよね。

そしてもうひとつ。気温だけではなく、雪の冷たさも恋しいです。

 

北海道に降る雪は、サラサラしたパウダースノーで、握っても球になりづらいのが特徴です。梅雨のない北海道は、雪のなかに含まれる水分の量も少なく、降る雪はパウダースノーになるのです。ですから雪が衣服に積もっても、はらえば落ちるため、傘は滅多にさしません。ちなみに私は、北海道に行ってはじめて、この風習を知りました。

 

しかし、雪の日に傘をささないと、雪が身近に感じられるのですよね。傘によってできる半空間のようなものがなくなるというか。そして吹雪いたりすると、顔に雪があたり、その冷たさをダイレクトに味わいます。それがなんだか恋しいのですよね。吹雪のなかを歩いている時は、そんなことは微塵にも思いませんが。

 

と、そんなことをぬくぬくした室内で思っています。

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別海町のカントリーサインはもちろん牛です。

2007-03-02 17:00:00

カントリーサインとは、平たく言うと、都道府県や市町村の境界に配置された標識のことです。たとえば、名古屋市ならば名古屋城の屋根につけられたシャチホコ、長野県飯田市ならばリンゴ、岐阜県ならば鵜飼いの鵜というように、それぞれの土地のシンボルをモチーフにした絵が、地名とともに描かれています。

 

カントリーサインは、主に道路わきに配置されていますので、車に乗る人以外は特に意識することはないかも知れませんが、とくに長時間車を運転している時など、なかなか和ませてくれる存在なのです。また、知らない土地に出かけた際など、カントリーサインを見るもひとつの楽しみです。私の場合、長野県での会社員時代などは、それを楽しみに長距離運転をがんばったものです。

 

このカントリーサインは、北海道では一時期盛んに作られていたそうで、高速道路でもない、そこいらの道でも目にすることができるのです。それに加え、HBC制作の「水曜どうでしょう」というテレビ番組の企画で取り上げられたことにより、一気に知名度が高まったそうです。

 

その企画とは、「北海道212市町村カントリーサインの旅」と題されたもので、具体的には、道内にあるカントリーサインをカードにして無作為に選び、その選んだカードの土地へ行くというものです。もちろんゴールが設定されているのですが、無作為に選んでいるので、なかなか思うようには行きません。

そして、この番組の影響力は北海道では絶大なもので、この企画が放送されてから、同じように車で旅をする人が急増したそうです(友人談)。ちなみに、友人のなかにはこの番組の企画をマネて、四国八十八ヶ所を回った人もいます。まあとにかく、そういう人が出るぐらい「水曜どうでしょう」の影響力は北海道では大きいのです。

 

かくいう私も今さらながら「水曜どうでしょう」にハマってしまい、DVDを何度も何度も見ております。札幌在住時もテレビで見てはいたのですが、その時は、テレビでやっていたら見るという程度で、ハマるまでには至っていません。しかしこの引きこもり在宅ワーカー生活のなかで、完全にハマってしまい、本当に今さらながら大好きになってしまいました。そして、思う事は友人同様「私もこの旅がしてみたい」ということです。またひとつ、北海道に行ったらやりたいことが増えました。

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札幌の夜の風景

2007-02-26 17:00:00

在宅ワーカーなうえに趣味の大半がインドアなので、場合によっては数週間家にこもっている時があります。そして気付けば、季節はもう春になろうとしているのですね。また今年も冬の寒さをあまり味わうことなく、春を迎えることになりそうです。

 

そして夜中に黙々と原稿を書いている時に思い出すのは、卒業論文を書いていた大学4年生の冬のことです。あれから何年も経過して、人生いろいろありましたが、ふとあの頃にトリップしたかのような感覚に陥ることがあります。状況がよく似ているからでしょうか。

 

現在も学生時代も、時々テレビをつけたまま作業をしているのですが、東京でも冬の深夜放送では、雪のある風景の映像が流れていることがあります。そして私が今住んでいる東京のアパートは、電車の車庫近くにあり、始発電車が発車する音が聞こえます。

札幌ではテレビ各局が、深夜放送に大通り公園やテレビ局周辺の風景のライブ映像を流していました。そして私の住んでいたアパートは道路に面していたので、明け方になると除雪車が往来する音が聞こえてきました。

そんなシチュエーションが札幌にいた時と似ているのです。そして卒論を書いていた時のような感覚に陥り、「ここは東京だよな?!」とトリップすることがあるのです。

 

 

ちなみに、札幌も別海もそうなのですが、冬の間は道路が雪で覆われるので、どこでも街灯がついており、その光りが反射して随分と明るい印象になるのです。ですから、北国の冬の夜は、意外と明るいのですよね。

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標津町では土地を無料で配っています

2007-02-16 17:00:00

別海町のそばにある標津町では、「3年以内に家を建てれば土地は無償で分譲」というキャンペーンをやっています。私はこのキャンペーンについては以前から知っており、いつかこのブログでも取り上げようと思っていたのですが、先に2ch住人による突っ込み付きの情報サイト「痛いニュース」で取り上げられておりました。

 

2月16日の痛いニュース http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/921936.html

【以下、2chの反応から抜粋】 矢印以下は私のコメントです

 

>免許がない俺にとっては収容所だな

→確かに田舎の必需品は車です。しかし、私の場合、現在の東京生活でもコンビニと家の往復ぐらいしかしていないので必要ないのかも知れませんが。

 

>光回線があればどこでもいい

→ちなみに別海町ではもうすぐ町全体が光無線LAN環境になるそうです。

 

>ピザの宅配が来ないのなら駄目だな

→ピザは車で走って取りに行くかたちですね。中標津町に宅配ピザ屋があるので、宅配してくれる距離ではありませんが、まったく食べられなくなるわけではありません。

 

ジャンプの発売日が一週間ぐらい遅いの?

>コンビニの数はやたらとありますし、雑誌は大概発売日には入ります。ただ連日吹雪くと雑誌の到着は遅れます。

 

>価値観や風習の違いからご近所さんと滅茶苦茶もめそう

→みなさんあっさりさっぱりした性格をしていますし、北海道は今でも移住者が多いこともあり、その辺はまったく心配ないかと思います。

 

>仕事があるのかっつー話だな

→すごく共感します。私の周囲にも田舎への移住希望者はたくさんいますが、問題は「仕事」なのですよね。仕事さえあればと言う人は多いです。私も仕事をひっぱってこられればとは思いますが…。

 

ちなみに標津町のこの土地も「生活インフラ 生活舗装道路」「上下水道完備」「ADSL接続可能」だそうで、本当に仕事と車さえあれば、生活はしていけるのですよね。

水も空気も食べ物もおいしいし、景色も美しく、人も優しい。コンビニもあり、車で少し走れば倉庫のように大きなスーパーがありますし、さして生活に不便はありません。田舎好きの人には最高の環境だと思うのですが、ただ、その生活のもととなる仕事が乏しい。

同じくフリーランスの知人の言う「子どもを田舎で育てたいけれど、東京離れたらたぶん仕事がこない。名前で仕事とれるほどのレベルでもないし…」という言葉が思い出されます。

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行ってきました。別海町 –住居の窓篇-

2006-12-06 17:00:00

新婚旅行から戻った翌日は、御祝儀を頂いたお家に挨拶まわりをしていました。そこで、気付いたこと。それは、「どこのお家も窓がでかい」こと。
 
今回訪れた家々は、玄関を入って突き当たりがリビングという構造のところが多かったのですが、どの家も玄関からでもわかる程に、日光が射し込んでおりました。それはリビングだけでなく、他の部屋も同様で、壁面たっぷりに大型の窓が取り付けられてありました。それは旦那の実家も例外なく、壁には人が難無く出入りできる程の大きさの窓があり、昼間はまぶしいぐらいに太陽がさしこんでおりました。お義母さんに「日に焼けないか」と聞いたところ、「こっちは寒い地方でしょ。だから、お日さまをたくさん取り入れるために、少しでも窓を大きく確保して、気持ちからも温かくしているのよ」とのこと。
 
確かに外は寒いのですが、北国仕様の家は、半袖で過ごせてしまうほど温かく、そこに窓からお日さまが射し込んでいる光景は、眠たくなるほどのぬくもりがあります。「日に焼けないか」の返答は返ってきませんでしたが、お義母さんのすてきな返答に、再度質問をくり返すことをその時は忘れてしまいました。

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トリコになる「薪ストーブのある暮らし」体験

2006-11-26 17:00:00

私は、学生時代に何度か、北海道の新得町にて、ドキュメンタリー映画の撮影のお手伝いをしていました。撮影期間中は、空き家となっているお宅をお借りしてスタッフみんなで共同生活。そして、そこで初めて「薪ストーブのある暮らし」を体験したのです。以来私は、薪ストーブのトリコとなってしまいました。

もう、なんと言うか、とろけてしまう温かさなのですよね、薪ストーブの温かさは。炉の中の炎が徐々に大きくなっていくにつれ、ふわり、ふわりと、室内に温かい空気が広がっていくのです。そして、薪ストーブから広がる空気は、エアコンの熱風のように乾いてはおらず、非常にやわらかい温もりなのです。ちょっと気を抜けば、本当に「とろん」と、とろけてしまうような。

滞在先のお宅にあった薪ストーブは、居間の中央に設置されており、非常に大きなサイズでした。ですから、打ち合わせは当然、薪ストーブを囲んで行われます。火の番は一番下っぱの私の役目。私は手に軍手をはめて、薪をくべたり、ストーブの上のやかんがシューシューと音を立てたら、みなさんにお茶をそそいだりしていました。
当時のスタッフの人柄もあるのでしょうけれど、ドラマの撮影現場とは違う、非常に和やかな現場だったことを覚えています。そして思い出すのは温かい風景。
撮影自体は極寒の中で行われており、絶対に寒い思いをしていた時間の方が長いのですが、ポカポカと温かいぬくもりの思い出ばかりが浮かんできます。これも、薪ストーブ効果なのでしょうか。

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