Archive for March-2007
無駄な配置はひとつもナイ
2007-03-01 17:00:00
家の設計というものは、本当に計算され尽くして、作られています。
たとえば、トイレの位置。設計図では、寝室から離れた仕事部屋の横に配置されています。私はこのことについて、特になんとも思っていなかったのですが、旦那曰く「寝室の横にあると、水の音が睡眠の妨げになるでしょ」とのこと。言われてみれば、そうですね。作業部屋の横にある分には、音は気になりませんからね。
そして設計図では、多くの家と同様に、キッチンは住宅の角に置かれています。実は、このことにもきちんと意味があるそうです。
まず、ほとんどの家の南面には、日照量を増やすために大きな窓がつけられていますよね。
そして、大きな窓のある部屋は、ほとんどの場合、家族が集合する場所であるリビングルームとして使われます。リビングルームは食事をとる場所にもなりますので、そばにはキッチンが配置されます。と、いうのが一般的な家の配置ですが、ここで問題なのがキッチンの配置場所です。
リビングのそばに配置したいとはいえ、窓のそばに水場を設けてしまうと湿気が増えてしまいます。なぜなら、窓は水を蒸発させる光を通し、その蒸気を拡散させる風を通すものですから。それを防ぐために、キッチンは必然的に、窓の影響が少ない、家の角に配置されるというわけだそうです。知人によると。
この他にもテレビの置き場所や仕事部屋をゲストルームにする仕掛けなど、家の設計図をみているだけで、感心させられるポイントは多数あります。こうやって見ていくと、本当に建築というものは、空間を設計していく仕事なのだなあ、などと思います。
余談ですが「建築好きの人は、地図を読む能力が卓越している」と思います。これは私の周辺だけのリサーチですが。
たとえばドライブ旅行の際に、地図担当になるのは、だいたい建築にゆかりのある人です。
地図の情報を頭のなかできちんと組み立てられるのですね。
Category : 計画別海町のカントリーサインはもちろん牛です。
2007-03-02 17:00:00
カントリーサインとは、平たく言うと、都道府県や市町村の境界に配置された標識のことです。たとえば、名古屋市ならば名古屋城の屋根につけられたシャチホコ、長野県飯田市ならばリンゴ、岐阜県ならば鵜飼いの鵜というように、それぞれの土地のシンボルをモチーフにした絵が、地名とともに描かれています。
カントリーサインは、主に道路わきに配置されていますので、車に乗る人以外は特に意識することはないかも知れませんが、とくに長時間車を運転している時など、なかなか和ませてくれる存在なのです。また、知らない土地に出かけた際など、カントリーサインを見るもひとつの楽しみです。私の場合、長野県での会社員時代などは、それを楽しみに長距離運転をがんばったものです。
このカントリーサインは、北海道では一時期盛んに作られていたそうで、高速道路でもない、そこいらの道でも目にすることができるのです。それに加え、HBC制作の「水曜どうでしょう」というテレビ番組の企画で取り上げられたことにより、一気に知名度が高まったそうです。
その企画とは、「北海道212市町村カントリーサインの旅」と題されたもので、具体的には、道内にあるカントリーサインをカードにして無作為に選び、その選んだカードの土地へ行くというものです。もちろんゴールが設定されているのですが、無作為に選んでいるので、なかなか思うようには行きません。
そして、この番組の影響力は北海道では絶大なもので、この企画が放送されてから、同じように車で旅をする人が急増したそうです(友人談)。ちなみに、友人のなかにはこの番組の企画をマネて、四国八十八ヶ所を回った人もいます。まあとにかく、そういう人が出るぐらい「水曜どうでしょう」の影響力は北海道では大きいのです。
かくいう私も今さらながら「水曜どうでしょう」にハマってしまい、DVDを何度も何度も見ております。札幌在住時もテレビで見てはいたのですが、その時は、テレビでやっていたら見るという程度で、ハマるまでには至っていません。しかしこの引きこもり在宅ワーカー生活のなかで、完全にハマってしまい、本当に今さらながら大好きになってしまいました。そして、思う事は友人同様「私もこの旅がしてみたい」ということです。またひとつ、北海道に行ったらやりたいことが増えました。
Category : 北国の生活雪が見たい
2007-03-05 17:00:00
お正月以来、別海には帰っておらず東京で過ごしています。そういうわけで、前年と同じようにややひきこもり生活のなかで、季節は春になっていました。在宅ワーカーなうえに、あまり外出しない性格なこともあり。
そしてこんな生活のなかで、恋しくなるのは冬の寒さです。
もとい、寒さというより冷たさでしょうか。恋しくなっている感覚は。
北海道の冬は、寒いというより、毛穴までキューッとひきしまるほどの冷たさを感じます。その感覚がなんだか恋しいのですよね。
そしてもうひとつ。気温だけではなく、雪の冷たさも恋しいです。
北海道に降る雪は、サラサラしたパウダースノーで、握っても球になりづらいのが特徴です。梅雨のない北海道は、雪のなかに含まれる水分の量も少なく、降る雪はパウダースノーになるのです。ですから雪が衣服に積もっても、はらえば落ちるため、傘は滅多にさしません。ちなみに私は、北海道に行ってはじめて、この風習を知りました。
しかし、雪の日に傘をささないと、雪が身近に感じられるのですよね。傘によってできる半空間のようなものがなくなるというか。そして吹雪いたりすると、顔に雪があたり、その冷たさをダイレクトに味わいます。それがなんだか恋しいのですよね。吹雪のなかを歩いている時は、そんなことは微塵にも思いませんが。
と、そんなことをぬくぬくした室内で思っています。
Category : 北国の生活無印良品の家を見学に行きました -Part1-
2007-03-10 17:00:00
実は、無印良品では、家も販売しているのです。それが、「無印良品の家」という、建築家・難波和彦さんの「箱の家」を原案とした住宅です。
旦那は、箱の家の外観をいたく気に入っており、原物が見てみたいとのことでしたので、今回は「無印良品の家」のモデルハウスへ見学に行ってきました。
まず、初見で思ったことは、「まさしく、箱のような家だなあ」ということです。写真で見た時に、プレハブの簡易住居のように見えないか不安だったのですが、実際に目で見てみると、そんな印象は感じません。しかし、私が細々と仕切られた家で生活してきたからでしょうか、吹き抜けの空間が馴染めません。
「無印良品の家」は、外側だけではなく、内側もまさしく1つの大きな箱のように、広い空間になっていました。住宅は2階立てからなり、1階はトイレや洗面所を除くとほぼ1室です。そして、リビング部分は2階の天井までの吹き抜けになっています。
建築面積は約18坪と、数字で見るとそれほど広くはないのですが、間仕切りがないせいもあり、やたらと広く感じるのですよね。これは、おそらく住居としてはとても良い効果なのかも知れませんが、どうも私は違和感を覚えてしまいます。実際にそこで生活をしたわけではないので、そのうち慣れる可能性もありますが、なんだか私の場合、四方を壁で囲まれていないと落ち着かないような気がするのです。旦那は、そのような感覚はわからないそうですが。
Category : モデルハウス見学無印良品の家を見学に行きました -Part2-
2007-03-11 17:00:00
しかし、今回改めて思ったことは、やはり「百聞は一見にしかず」ということです。
「無印良品の家」の原案である「箱の家」の本は何冊か見ていたのですが、やはり頭の中のイメージは実物の比べ物にはなりません。モデルハウスを訪れる前までは、「この外見はいかがなものか?!」などと思っていましたが、実際に実物を見てみると、ストンッとシンプルに風景におさまっていて、カッコイイ!!と、惚れました。
それに、写真で見た時は、家の正面テラスにある、天井と床につながる5本のポールが気になったのですが、実物を見た時はまったく気にならなかったです。
また、キッチンが壁面に配置されていないことにも、資料で見た時は違和感を覚えました。しかしいざ、「アイランドタイプ」と呼ばれる、壁面から離されたキッチンに立ってみると、思いのほか居心地が良いことに気付きました。家族の方を見ながら調理するのは、意外と良いかも知れませんね。キッチンに引きこもるような感覚がありませんし。ちなみに、キッチンはオプションなので、壁付きタイプのものもあるようです。
他にも、収納スペースの取り方など、参考になるポイントはいくつかありました。
やはり、「百聞は一見にしかず」。家を建てる際には、モデルハウスを見学に行くべきです。
Category : モデルハウス見学君は、厚さ7cmの肉を見たか?!
2007-03-14 17:00:00
別海町には、「ロマン」という名のドライブインがあり、そこでは厚さ7cmの豚ロースのステーキが出されています。それが「ポーケチャップ」という料理で、実はけっこう有名らしいのです。
ずばり言って申し訳ないのですが、お店の外観は、旨いものを出しているような雰囲気はありません。ですから、今までは特に気にとめていませんでしたが、先日、TOKIOがMCを務めるテレビ番組にて、ゲストに大泉洋さんが出演していた際に、ポーケチャップを推薦しており、そして一気に興味が湧きました。
その番組では、「豚ロースにケチャップベースの甘辛いソースをかけて、オーブンでじっくりと焼き上げた〜」というナレーションとともに、ジュージューとおいしそうな音をたてながら肉汁があふれだすポーケチャッップの映像が映し出されていました。テレビではトンカツのように衣がついているような印象を受けたのですが、実際に食べたことのある旦那によると「あれは、北京ダックの皮のようなもので、肉汁が高温で焼かれたことによりパリッと焼き上がったもの」だそうです。それを聞いて、ますますポーケチャップが食べたくなりました。
そういうわけで、別海へ行った際に食べたいものは、今現在はドライブイン・ロマンのポーケチャップです。
※ちなみに、これまではイクラでした。新鮮でおいしいイクラが気軽に買える土地ですので、遠慮なくごはんにかけて食べられますので。
Category : 別海町別海町のバターはかなりおいしいらしい
2007-03-23 17:00:00
べつかい乳業興社のバターは非常においしいらしいです。
実は以前、お歳暮として、学生時代より大変お世話になっている方に贈ったことがあるのですが、その方は私たちの想像以上に喜んでくださいました。とくにバターが気に入ってくれたようで、「油っぽくなくほのかな甘みがあって、塩加減もほど良く、すっきりとした美味さ〜」とのことです。グルメな編集記者様が言うのですから、間違いはないでしょう。
と、ここまですすめておいて、実は私も旦那もべつかい牛乳は飲んでいても、バターの方は食べたことがないのです。「それなのにお歳暮で贈るとは、どういう神経をしているのだ」と、思われるかも知れませんが、人様への贈り物は日常の生活にあるものよりも、少し上のランクのものを贈るものですから、まあよくあることではありますよね。。それに、「おいしい」という評判は聞いていましたので、おそらく失敗はしないだろうと。。
それで、贈っておいてなんですが、こういった具体的な感想を聞くと、一気に興味がわきおこります。それに、この方がすすめるお店や食べ物は、一度もハズれたことがないのです。ですから、相当おいしいのだろうと、今からかなり期待しています。
「だったらすぐに取り寄せればいいじゃん」と、思うところですが、現在はひとり暮らしな上、配送を使うのがもったいないという貧乏性などの理由により、今のところは、別海での生活の楽しみのひとつにしています。
Category : 別海町引っ越しで感じる、北海道の遠さと広さ
2007-03-28 17:00:00
引っ越しは、あれこれ考えているうちは楽しいのですが、いざ作業に入ると、とにかく面倒なものです。
さて、実は今別海で暮らすために、引っ越しの準備をしています。と、いっても荷物の半分は、父が東京への出張用に借りているマンションに送りますし、その後もそこで生活を続けるので、まだまだ本格的な移住ではないのですが。
そして、北海道への引っ越しに際して思うことは、北海道への引っ越しは、格段に料金が高いということです。長野から東京への引っ越しは、2トントラックを借りても4万円以下で済んだのですが、東京から北海道への引っ越しは、ワンボックスでも約4万円の料金がかかります。
この料金は、引っ越し会社曰く主に移動距離で料金を決めるらしいのですが、北海道がここまで高くなるのは、地図をみると十分に納得できます。普段の生活は、距離ではなく所要時間で考えてしまうので、あまり意識はしませんが、やはり北海道までは遠いのですよね。
別海への移動時間は家から約2時間と、ちょっとした通勤時間程度ですので、なかなか気軽に移動していますが、実際はとんでもなく遠いところに行っているのですよね。
私の祖母が、まるで外国に行くかのような反応をするのもわかります。
Category : 報告一生に一度の買い物に対する不安
2007-03-29 17:00:00
実は、祖母だけではなく、私の周囲の人たちも、「別海に嫁に行く」というと、祖母と同じような反応を返してくれます。まあ、今の生活と比べると、風景や環境もガラリと変わりますしね。
別海に移動した日など、数時間前まで東京にいたことがまぼろしだったかのように感じる瞬間が何度かあります。窓から見える風景がまったく違うことが原因なのでしょうか。名古屋や大阪ではそんなことは思いませんが、別海への移動ではそんな瞬間がおとずれますね。そして飛行機での移動は、電車のように徐々に移り変わるわけではなく、ガラリと切り替わることも原因ではないのかと思います。切り替えは、なかなか一瞬ではできませんので。
しかし、みなさんが心配するほど、嫁に行くこと自体にとくに不安はありません。
それよりも、今、煮詰めている家の設計に対して不安があります。
家を建てるという行為は、基本的に一生に一度しかないことです。それに、家は住んでみてはじめて良さがわかるものですし、人との付き合いのように試しに何年か住んでみてから決めるということはできませんし。つまり、少しの失敗も許されません。そして金額が大きいだけに、失敗した際の損害は大きいものです。
ですから念には念を入れて、よく考えて決めていかないといけませんよね。
設計図ではこれで良いと思っていても、実際に住んでみると、住みにくいということもあるでしょうし。などと、おそらく嫁に行くということよりも、しっかりと考えているのでしょう。一生に一度の買い物ですし、じっくりと考えてみたいと思います。
Category : 報告1
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